愛あるセレクトをしたいママのみかた

ファン・ビンビン「女性扱いしてもらえなかった」と壮絶体験をふり返る

cinemacafe.net
ファン・ビンビン「女性扱いしてもらえなかった」と壮絶体験をふり返る

(Photo:cinemacafe.net)

韓国映画史上最大規模となる製作費25億円を投じたヒューマン戦争ドラマ『マイウェイ 12,000キロの真実』がついに完成し、12月19日(月)、都内ホテルで報告会見が行われた。出席したのは、オダギリジョー、チャン・ドンゴン、そしてファン・ビンビンという日韓中を代表する豪華なキャスト陣。さらに『ブラザーフッド』以来7年ぶりのメガホンを取ったカン・ジェギュ監督も加わり、まさにアジアが誇る才能が結集した本作をアピールした。

史上最大の作戦と言われる“ノルマンディー上陸作戦”終了後、ドイツ軍の軍服に身を包んだ東洋人が発見された。日本、ソ連、ドイツの軍服を着てアジアからノルマンディーを戦い抜くことになった数奇な運命。その裏には、オリンピック出場という共通の夢を追いながら、戦争によって引き裂かれた二人の男の友情ドラマがあった。オダギリさんは夢を捨て、絶対的な愛国心を持つ軍人としての道を選ぶ長谷川辰雄役。ドンゴンは日本軍として最前線に強制徴用されながらも、マラソン選手への夢を抱き続けるキム・ジュンシクを演じた。
「2人のシーンは想像しただけで、男の自分も魅力的に感じた。戦争を描いた映画だが、女性のみなさんにも必ず楽しんでもらえるはず」とジェギュ監督は語る。

一方、空前のスケールで製作された本作で、体当たりの演技に挑んだキャスト陣はといえば、「とにかくきつかったですね。本物の戦車が行き交う撮影なんて経験したことないですし、想像を絶する…ひどい現場でした」(オダギリさん)、「ジェギュ監督とは『ブラザーフッド』以来です。撮影前は当時の経験を活かし、共演するみなさんにアドバイスしようと思っていましたが、あまりのスケールの大きさに、私の経験談も役には立ちませんでした」(ドンゴン)と男性陣も震え上がる(!?)壮絶な体験だったようだ。紅一点のビンビンは、日本軍への復讐に燃える凄腕スナイパーという役どころで「射撃やアクションの訓練に明け暮れ、女性扱いしてもらえなかった」と思わず本音をもらし、撮影をふり返った。

それだけに、オダギリさんは「とにかく観てほしい。見どころですか?1つのシーンだけを挙げることはできないし、見どころは書かなくて結構です」と自信満々。
ドンゴンも日本語で「その通りです」と胸を張る。ビンビンは当初、戦争映画への出演に躊躇もあったようだが「人間同士の愛と触れ合い、互いを思いあう心が描かれているのが、この映画の大切な点です」といまでは誇らしげな表情。2012年の幕開けを飾るにふさわしい超大作を、キャスト陣の熱意と誇り、そして苦闘を感じながらスクリーンで体感したい。

『マイウェイ 12,000キロの真実』は、2012年1月14日(土)より全国にて公開。

■関連作品:
マイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開
© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED

■関連記事:
KARA・ニコルがオダギリ、チャン・ドンゴン競演作で映画デビュー!
シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?
オダギリジョー、共演したチャン・ドンゴンは「韓国の高倉健さん」
オダギリ&ドンゴン、苛酷な“戦場”を語る『マイウェイ』メイキング映像が到着!
【シネマモード】「派手」でなく「華やか」にファン・ビンビンの“上品”テクニック

提供:

cinemacafe.net

この記事のキーワード