満席続出の大ヒット! 『サラの鍵』の重要シーン映像を公開
(Photo:cinemacafe.net)
昨年の東京国際映画祭にて最優秀監督賞と観客賞のW受賞を果たしてから1年、多くの支持と共感の声を集めた『サラの鍵』が先週末より公開され、満席続出の大ヒットスタートとなった。公開初日には、30代以上の女性や夫婦を中心に朝から長蛇の列をなし、急遽上映回数を増やすなどの対応が迫られる高稼働に。このほどシネマカフェには、本作の重要なシーンの一つである本編映像が特別に到着!そこで描かれるドラマとは…。
主人公は、夫と娘とパリで暮らすアメリカ人女性ジャーナリストのジュリア。夫の祖父母から譲り受けたアパートのかつての住人が、1942年にパリで起きたユダヤ人迫害事件でアウシュビッツに送られたユダヤ人家族だったということを知った彼女は、何かに突き動かされるように、ユダヤ人一家の娘で脱獄した少女・サラのゆくえを追究していく――。
今回届いた映像に映るのは、ジュリアの勤めるオフィス。彼女がパリのユダヤ人迫害事件について口を開くと、その事実を知らない若いメンバーは衝撃を隠せず、驚きの表情を浮かべる。これまで多くが語られることのなかったこの事実は、彼らと同様に観る者にも衝撃を与える。