加瀬亮、クリスマスの予定は「焼き鳥」お相手は?
(Photo:cinemacafe.net)
両親の事故死をきっかけに“死”に取り憑かれたイーノック(ヘンリー・ホッパー)と、不治の病に冒された少女・アナベル(ミア・ワシコウスカ)が織り成す儚いロマンスを幻想的なタッチで描く。加瀬さんはイーノックにしか見えない、日本軍特攻隊員の幽霊・ヒロシを演じている。「特攻隊員という役柄もあって、現地に行ってから誤解があるといけないと思い、衣裳などについていろいろ確認事項を伝えました」と加瀬さん。
「完全にあちら(ハリウッド)の感覚に乗っかるのもいいんですけど、僕の頭にあるのはやっぱり日本のお客さん。よく洋画に出てくる日本人の違和感をなるべく少なくしたいと思った」と役作りに対する真摯な姿勢をうかがわせた。
とはいえ、いわゆる“ハリウッド作品”とは一線を画す手触りが印象的な本作。現場もカジュアルな雰囲気だったといい、「よくみなさんが、ハリウッド進出って宣伝してくれるんですけど、ちょっと違うかもしれないですね」と少々照れくさそうな表情だ。
撮影中は共演したヘンリーやミアと「よく朝まで騒いで遊んでいた」。それでも「2人とも若くて、ものすごく元気なんですよ。年齢は一回り以上違うし、僕は疲れちゃって」と図らずも“年の差”を実感してしまったのだとか。いまもヘンリーとは交流があると言い「僕は行けなかったんですけど、カンヌ(国際映画祭)からビデオメッセージを送ってくれた」と明かした。
ちなみに、気になるクリスマスのご予定は?「ディズニーランド…と言いたいところですけど、以前アメリカで知り合った友人夫婦が遊びに来るので、日本を案内する予定です。『焼き鳥が食べたい』って言ってました」。
前日(12月22日)には、出演するアッバス・キアロスタミ監督の新作『THE END』(原題)が撮了したばかり。今年も大活躍だった加瀬さんが、焼き鳥パワーで(!?)2012年、さらなる飛躍を遂げることに期待したい。『永遠の僕たち』はTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開。
■関連作品:
永遠の僕たち 2011年12月23日よりTOHOシネマズシャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開
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