メリル・ストリープ、本年度ベルリン国際映画祭で金熊名誉賞を受賞
(Photo:cinemacafe.net)
アカデミー賞に史上最多の16回ノミネート、うち2度の受賞(『クレイマー、クレイマー』『ソフィーの選択』)を誇る大女優のメリル。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』では、男社会の中で絶大なリーダーシップを発揮し“鉄の女”と呼ばれた元英国首相マーガレット・サッチャーの栄光と失墜、そして妻・母として生きる彼女の半生を熱演している。
作品ごとに賞レースに名前が挙がると言っても過言ではないメリルだが、ベルリン映画祭とも縁深く幾度にもわたり同映画祭に出席しており、2006年には『めぐりあう時間たち』でジュリアン・ムーア、ニコール・キッドマンと共に銀熊賞に輝いている。今回、女優としての輝かしい功績が称えられ「ドラマティックなものからコメディまで幅広い役をこなせる、類まれなる多才な女優」として名誉賞が授与される運びとなった。なお、同映画祭ではメリルへのオマージュとして、『クレイマー、クレイマー』や『マディソン郡の橋』を始めとする彼女の主演作が特集上映されるほか、『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』の上映時に同賞の授与が行われる予定だ。
年を重ねるごとにみなぎるパワーと圧倒的な存在感を見せるメリル。本作をして、しばらく遠のいていたアカデミー賞“受賞”を果たし、映画界の“鉄の女”となるか?
『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』は3月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇にて公開。
■関連作品:
マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開
© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.第62回ベルリン国際映画祭 [映画祭]
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