東京タワー上空に「333」 東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!
(Photo:cinemacafe.net)
人気シリーズの第3弾で、東京オリンピックに沸きつつも、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごも、三丁目で成長した六子(堀北さん)や淳之介(須賀さん)の巣立ちが描かれる。
’64年の東京五輪の開会式では、航空自衛隊のチーム「ブルーインパルス」が華麗なアクロバティック飛行を披露し、飛行機雲で空に五輪のマークを鮮やかに描き出したが、劇中ではCGでこの様子を再現している。今回、公開を前にスカイ・スポーツ活動を行なっている「チームディープブルース」の3人のパイロットが参加し、「三丁目」、「シリーズ3作目」、「3D」にちなんで東京タワーを背景に「333」の文字を描くことにチャレンジした。
この日は午前中から空は厚い雲に覆われていたが、イベントが始まる頃には青空に。これには山崎監督らも「さすが“持っている”作品です」と笑顔を見せた。
茨城県の基地から飛び立った3機の飛行機はまず、東京タワー上空でデモンストレーションとして上空に飛行機雲で花を咲かせる“空中開花”を披露。
続いて上空2,000メートルの高さに大きな「333」の文字を浮かび上がらせた。
寒空の下でのイベントということで、震えながら「早く来てほしい」と語っていた登壇陣も見事に描き出された「333」の文字に大興奮!吉岡さんは「僕らのためにやってくれているというのが本当に嬉しい。胸がいっぱいになりました」と感動しきり。堀北さんは「(飛行機が)近づいてくる感じがワクワクしますね」と満面の笑みを浮かべた。
東京五輪の年に生まれ、競技場の近くに家があったという薬師丸さんは「両親はTVに釘づけで空を見るのを忘れていたそうです。こういう形で見られて嬉しい」とニッコリ。須賀さんは「オリンピックのときもこういう感覚だったのかな」としみじみと喜びを語った。劇中でブルーインパルスを再現した山崎監督も「本物はすごい!CGで作ったけど、これは勝てないなぁ」と感動をあらわにしていた。
さらにイベントの最後には三丁目の“夕日”を再現すべく、オレンジ色の風船約2,000個が空へ。吉岡さんは間もなく公開となる本作を「この3作目を作るために1作目と続編があったと思えるくらいです」と自信をうかがわせる。堀北さんは「1作目のとき、私は16歳で私もちょっとずつ大人になりながら六ちゃんを演じてきました」と寂しさものぞかせた。
『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は1月21日(土)より全国東宝系にて公開。
■関連作品:
ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開
© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会
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