『アーティスト』快進撃はさらに続く! 監督協会賞も受賞し、オスカーに王手
(Photo:cinemacafe.net)
28日、第64回全米監督協会賞(以下、DGA賞)がハリウッド&ハイランド・センターで開催され、オスカー前哨戦で健闘中の『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督が映画部門を受賞した。
同部門では本年度オスカー最多ノミネート作『ヒューゴの不思議な発明』のマーティン・スコセッシ監督、『ミッドナイト・イン・パリ』のウディ・アレン監督ら大御所を制しての受賞。DGA賞では過去63回で、アカデミー賞監督賞と授賞結果が異なったのはわずか6回。過去5年間ではDGA賞受賞者の作品がアカデミー賞作品賞を受賞している。来月26日(現地時間)に発表される第84回アカデミー賞レースにおいて、ライバル作品をまた一歩リードし、先頭に立った。
アザナヴィシウス監督は「先頭に立つと言ってもこれが初めての経験なのでよく分からない。(ライバル候補だった)マーティン・スコセッシにウディ・アレン、デヴィッド・フィンチャー、それにアレクサンダー・ペイン。彼らに負けていたとしても当然だった。
でも、もちろん、受賞できたのは素晴らしい気分だよ」と、あくまでも謙虚な姿勢でアメリカのエンターテインメント・ニュースサイト「The Wrap」