岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも 東映、多彩なラインナップを発表
(Photo:cinemacafe.net)
1月30日(月)、映画配給会社・東映の2012年のラインナップ発表会が都内で行われ、和泉聖治監督や山下敦弘監督ら注目作品の監督やプロデューサーが集結し、それぞれの作品のテーマや想いを語った。
冒頭の挨拶を務めた東映 社長取締役社長・岡田裕介氏は、昨年度の国内映画の興行成績で唯一、同社が前年度を上回る成績を残したことに触れつつ、今年は「『はやぶさ』から『北のカナリアたち』と、鳥ばっかり飛ばしているので、もう一羽くらい鳥を飛ばさなきゃいけない」と良作揃いのラインナップに自信を見せた。さらに、「一昨日、木村大作監督と『アンゲロプロスに捧ぐ』という作品を作りたいと話しました。商業的な映画だけでなく、芸術的な映画も作っていきたい」と新たな野望も語った。
今年は先述の2作を含む約20作品が公開されるが、まず先陣を切って紹介されたのはJAXAバックアップのもと製作された感動超大作『はやぶさ遥かなる帰還』。数々の東映作品の助監督を務め、本作が念願の東映作品での監督作となった瀧本智行監督は「多くの先輩からいろんなことを学んだ、そういうタテの流れの中でいま自分は映画を作っている。