オスカー候補のルーニー・マーラ、高まる注目にも「考えないようにしてます(苦笑)」
(Photo:cinemacafe.net)
最新作『ドラゴン・タトゥーの女』を携えて来日中のデヴィッド・フィンチャー監督とヒロインを演じたルーニー・マーラが1月31日(火)、都内で行われた記者会見に出席した。
スウェーデン発の世界的ベストセラーとなったミステリー「ミレニアム」シリーズ三部作の第1作を映画化した本作。休職中の敏腕雑誌記者・ミカエルと天才ハッカーのリスベットが、ある富豪の依頼を受け、40年前の少女失踪事件を再調査する過程で、依頼人一族の隠されてきた真の姿を暴き出していく。
原作は大ベストセラーであるうえに、既に一度、スウェーデンで映画化もされているが、フィンチャー監督はスウェーデン版との違いやオリジナリティについて尋ねられると「スウェーデン版は一度しか観ていないので、正直、違いについてはよく分かりませんが、脚本の時点でだいぶ異なると聞いています。私のアプローチとしては、原作を読んで感じたことを忠実に描くということを心がけました」とオリジナリティよりも原作のエッセンスを描ききることを優先したことを明かした。ルーニーが演じたリスベットの人物像に関しても「特に私の方で何かを足しことはありません。