ホイットニー・ヒューストン、最後に録音した2曲が今夏公開の映画サウンドトラックに
(Photo:cinemacafe.net)
11日にロサンゼルスのホテルで急死したホイットニー・ヒューストンが生前最後にレコーディングした2曲が今夏公開の映画『Sparkle』(原題)のサウンドトラックとして使用されることが明らかになった。ホイットニーは同作に女優として出演もしている。
『Sparkle』は1976年に製作された同名のミュージカル映画のリメイク作。60年代に一世を風靡した女性トリオ「ザ・シュープリームス」をモデルに、ハーレムからスターへの道を歩む三姉妹の物語で、ホイットニーはオーディション番組「アメリカン・アイドル」の優勝者、ジョーダン・スパークスが演じるヒロイン、スパークルの母親を演じている。
劇中で2人がデュエットするゴスペル賛美歌「一羽の雀(His Eyes on the Sparrow)」、そして映画のエンド・クレジットを飾るR・ケリー作の「Celebrate」(原題)の2曲がサウンドトラックとして使用される。
『Sparkle』はホイットニーが12年ほど前に映画化権を取得し、歌手のアリーヤの主演を予定していたが、2001年に彼女が飛行機事故で亡くなったために企画はとん挫した。