家では怖いママ? メリル・ストリープ、ベルリン映画祭にて名誉金熊賞を授与
(Photo:cinemacafe.net)
『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』で英国初の女性首相、マーガレット・サッチャーを本人そっくりに演じ、第69回ゴールデン・グローブ賞に続き、先日発表された第65回英国アカデミー賞でも主演女優賞を獲得したメリル・ストリープ。銀幕デビューから30余年にわたり映画界の第一線に立つ彼女が、ドラマティックなものからコメディまで幅広い役をこなす類まれなる多才な女優であり映画界への貢献が非常に高いことを評され、現在開幕中の第62回ベルリン国際映画祭にて名誉金熊賞を授与した。
世界に多大な影響をもたらし、その強力なリーダーシップから“鉄の女”と呼ばれたサッチャー元英国首相の知られざる妻として、母として、そして一人の女性としての生き様が多くの女性の共感を呼ぶ本作。メリル自身も女優としてのみならず、4人の子供の母親としての顔も知られており、まさに女性にとっては憧れの存在。そんな彼女へのお祝いの挨拶にこの日駆けつけたのは、俳優のジェイク・ギレンホール。ジェイクはメリルの息子の同級生で、「13歳の頃、自宅で遊んでいたときはすごく怖いメリル・ママだった」と暴露し、会場を沸かせた。