【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!〜クラシック編〜
(Photo:cinemacafe.net)
今年のオスカーで最多11部門でノミネートされた『ヒューゴの不思議な発明』、10部門で候補となった『アーティスト』(両作品とも5部門ずつ受賞)は共に1930年代始めが舞台。その影響もあってか、クラシックな装いの女優たちも多かった。
昨年の主演女優賞受賞者で今年は主演男優賞のプレゼンターを務めたナタリー・ポートマンは「クリスチャン・ディオール」の1954年のヴィンテージ・ドレスを着用。フレグランス「ミス・ディオール シェリー」のCMに出演するナタリーがディオールを着るのは当然だが、昨年は、直前に当時ディオールのデザイナーだったジョン・ガリアーノの人種差別的暴言騒動を受けて別のブランドを着て授賞式に臨んだのは記憶に新しい。今回着用した赤に黒のポルカドットのストラップレス・ドレスはカジュアルにも見えるデザインだが、デコルテでV字を描く「ハリー・ウィンストン」のダイヤモンドのネックレスがゴージャス感を演出。ナタリーはドット柄に合わせてネイルカラーを黒にしている。
『アルバート・ノッブス』で主演女優賞候補となったグレン・クロースは「ザック・ポーゼン」の濃い緑色のストラップレス・ドレスでシックに決めた。