2012年2月28日 22:11
【ハリウッドより愛をこめて】ホイットニー、遺作映画に込めた期待と希望
(Photo:cinemacafe.net)
みなさん、こんにちは。みなさんもご存知の通り、先日ポップ音楽界の女王、ホイットニー・ヒューストンの訃報が世界に深い悲しみをもたらしました。“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの死からわずか2年後にまた一人、音楽界のアイコンを失ってしまうことを誰が想像し得たでしょうか?ホイットニーは生前、最もヒットを記録する女性シンガーの一人であり、音楽だけでなく映画の世界でも彼女は唯一無二の存在を確立していました。
過去10年、ホイットニーについてはドラッグやアルコール中毒の問題、元夫ボビー・ブラウンとの結婚の破綻など、数々のゴシップが取り沙汰されていました。2009年には復活アルバムを引っさげツアーに臨んだ彼女ですが、不調のパフォーマンスはたちまち厳しい批判の的となりスターの時代は終わったとも囁かれました。ツアーを通して度々のキャンセルもあり、アルバムも成功とは言えませんでした。しかし、彼女には新たなる“復活”のプランがあったのです。
昨年の早い時期に、彼女は1976年に公開された同名映画ののリメイク『Sparkle』(原題)で共同製作と出演を果たしており、この作品に並々ならぬ時間を費やしていました。