【ハリウッドより愛をこめて】アンジーの右足アピール、どう考察する…?
(Photo:cinemacafe.net)
みなさん、こんにちは!あなたはハリウッドの最大イベント、今年のアカデミー賞授賞式をご覧になりましたか?ご覧になった方は何を思いましたか?私の正直な感想を言えば、久しぶりの司会復帰となったビリー・クリスタルは、少しスキャンダラスでエッジの利いたユーモアとスムーズな進行で素晴らしい仕事を成し遂げたと思います。しかしながら、そのほかはと言うと…、今年は少し退屈だった印象があります。というのも、サプライズの少ない授賞式だったからです。
ご存知の通り、『アーティスト』は作品賞、監督賞、主演男優賞を始め、5冠に輝きました。これは大そうな快挙で、サイレント映画がオスカーを獲得するのは、第一次世界大戦中の映画『つばさ』が獲って以来でした。オクタヴィア・スペンサー(『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』)はほぼ全てのほかの各映画賞に続き助演女優賞を獲得、助演男優賞にはクリストファー・プラマー(『人生はビギナーズ』)が同じく予想通り受賞しました。一方で、ヴィオラ・デイヴィスが主演女優賞の受賞を逃したことに驚いた人も少なくなかったのでは?多くの人がこの黄金に輝くオスカーをめぐる対決でメリル・ストリープに勝つことを期待していましたが、勝利の女神はハリウッドの“ゴールデン・ガール”、メリル・ストリープに微笑みました。