ドリュー・バリモア主演! 極北アラスカのクジラ救出劇を描く注目作、ポスター公開
(Photo:cinemacafe.net)
『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『2番目のキス』など、女優だけでなく製作者、監督としても活躍するドリュー・バリモアを主演に、1988年10月、アラスカの氷海に閉じ込められた3頭のクジラ救出事件の実話を基に映画化した『だれもがクジラを愛してる。』のポスタービジュアルが完成し、このほど公開となった。
当時この事件に関わったジャーナリスト、トム・ローズによる「Freeing the Whales」を原作に、『そんな彼なら捨てちゃえば?』のケン・クワピス監督がメガホンを握った本作。テレビ局のリポーター兼ディレクターのアダムがアラスカ・バロー岬沖の氷上で、小さな穴から息苦しそうに頭を出す3頭のクジラを発見し、ニュースとして流したことを発端に物語は展開する。いまのようにインターネットが普及していない時代、地方の小さなニュース報道が全米で流れ、環境保護活動家、石油採掘会社、地元民が協力して取り組む救出活動がやがてホワイトハウス、そして冷戦国だったソ連までも巻き込んで、世界が注目するニュースとなっていくさまを描く。
全編アラスカ州内で撮影され、当時のニュース映像を織り交ぜるなど、事件当時のリアリティを見事に表現した本作。