いきものがかりインタビュー 『名探偵コナン』から生まれた“いつか僕ら大人になる”
(Photo:cinemacafe.net)
名探偵・江戸川コナンが活躍する人気シリーズの劇場版第16作『名探偵コナン 11人目のストライカー』で、「いきものがかり」が主題歌を担当。コナンと仲間たちがスタジアムで発生した事件に挑む本作のエンディングを飾るのが、ギター&ハーモニカ担当の山下穂尊が作詞作曲を手掛けた「ハルウタ」だ。ギター&リーダーの水野良樹、ボーカルの吉岡聖恵も揃ってのインタビューで、楽曲に対する思い入れや映画に寄せる期待を聞いた。
「サッカーを題材にしたストーリーということで、“青”をテーマカラーにイメージしました。“いつか僕ら大人になる”という歌詞は、自分の中にある『コナン』のイメージから生まれたフレーズ。いきものがかりなりのアイデンティティーを残しつつ、『コナン』の世界観にすり寄せていく作業をしましたね」と、曲作りのプロセスを語る山下さん。こうして生み出された「ハルウタ」を耳にした感想を、吉岡さんと水野さんが口にする。
「すごく疾走感があって、和風なんだけどロックっぽい。
“いつか僕ら大人になる”というフレーズに、コナンくんとの重なりを感じました。曲の中に登場する“僕”と相手役の“君”の関係性が断定されていない印象も受けたので、感覚的な感じで流れるように歌えたらいいなと思いましたね」