くらし情報『【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.1 『ももへの手紙』』

【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.1 『ももへの手紙』

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

この春、家族について語る映画が、邦画の中で目立っています。もともと家族愛というのは、映画で描かれることの多い定番テーマのひとつですが、1年前の大震災を考えると、もしかすると家族の絆、愛の大切さを身に染みた人が多かったことを表しているのかもしれません。

今回ご紹介する『ももへの手紙』は、愛する人との別れ、それにより生まれた後悔や痛み、そしてそれゆえに亡き家族への想いをさらに強めて生きていく少女の姿を描いた人間ドラマ。父の死をきっかけに、主人公と母親が移り住んだ美しい瀬戸内の汐島を舞台に、家族の繋がり、人々の想いを映し出したアニメーションの秀作です。

大切な人との別れは、誰もがどうしても経験しなければならない試練のひとつ。心の準備期間を持てる場合もあれば、容赦なく突然訪れることもあります。主人公のももの場合、ちょっとした行き違いから腹を立て「もう、帰ってこなくてもいい!」と言ってしまった父親が、事故により本当に帰らぬ人になってしまいます。お別れとしては、あまりにも辛い現実ですが、わだかまりを抱えたままの少女はいったいどのようにその現実を受け止めていくのでしょうか。

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