2012年6月4日 23:14
今夏、“本物”が感動を呼ぶ リアル・ストーリーから映画化された3本が続けて公開
(Photo:cinemacafe.net)
真実の物語ほど、人々の心を揺さぶるものはない。そしてそれが映画という形をとると、その感動は一層増し、多くの人にの元に届けられる。夏休みが近づき大作が目立つこの時期、3本のリアル・ストーリーを描いた映画が話題を呼んでいる。
『ソウル・サーファー』の主人公は、ハワイでプロサーファーを目指す13歳の少女、ベサニー・ハミルトン。2003年秋、練習中にサメに襲われ、片腕を失うという悲惨な事故に遭った彼女が、そのわずか2か月後には奇跡の大会復帰を果たすという奇跡の実話を映画化している。プロデューサーが映画化についてベサニーにアプローチしたのは事故が起きた半年後。ベサニー役には「セックス・アンド・ザ・シティ」のスピンオフTVシリーズでヒロインのキャリーを演じることでもいま注目の若手女優、アナソフィア・ロブが抜擢された。アナソフィアはサーフィンはもちろん水泳、ウェイトトレーニング、ストレッチなど徹底的なトレーニングを積み、現在もプロサーファーとして活躍しているベサニー本人にも教わった。
また撮影は実際、ベサニーが幼い頃から親しんでいたハワイのサーフィンスポットで行われ、本人が自身役のスタントとして出演しているというリアリティへの徹底ぶり。