2012年6月7日 14:25
ソ・ジソブ、“おじさん”呼ばわりに「悪くない気分」
(Photo:cinemacafe.net)
韓国映画『ただ君だけ』に主演するソ・ジソブとハン・ヒョジュが揃って来日し、6月7日(木)に都内で行われた記者会見に出席した。
チャンピオン経験もありながらもある事件がきっかけで心を閉ざしたボクサーと視力を徐々に失っていく女。社会の片隅でいちずに生きる男女の純愛を紡ぎ出す。
『映画は映画だ』、「ロードナンバーワン」などハードボイルドな作品への出演が続いたジソブにとって久々のラブストーリーとなった本作。ボクサー役ということで「アクションに対する準備が大変でした」とフィジカル面での苦労を認めつつも、やはりメンタルの部分での難しさが大きかったようで「やはり(自身が演じた)チョルミンのジョンファ(ヒョジュ)に対する恋愛の気持ちを維持する、その精神的なストレスが何より大変でした」と明かした。
一方、ヒョジュは視覚障害を抱える女性ということで「どう表現するか悩みました。実際に視覚障害の方に関するドラマやドキュメンタリーも見ました。そういう方たちの生活習慣に触れることで得るものはないかと努力しましたが、常に自分の中に『足りない』という気持ちでした。
撮影が始まってから『もっとこうしたら』という変化が生まれてきました」