2012年6月20日 16:30
満島ひかり、小林薫&綾野剛と不倫関係に… 瀬戸内寂聴の自伝的小説、映画化!
(Photo:cinemacafe.net)
女流作家・尼僧として活躍する瀬戸内寂聴が自身の不倫体験を元に描き、女流文学賞受賞作を受賞した代表作「夏の終り」(新潮文庫刊)が、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の熊切和嘉監督により同名映画化!満島ひかりが主演を務めることが発表された。
1963年に発表されて以来、100万部を超えるロングセラーとなっている同作。妻子ある年上の男性・慎吾と同棲する主人公・知子と、ある日彼女の元を訪ねてきた年下の男・涼太との三角関係が描かれる。不倫相手の慎吾との平穏な生活に満足していると思っていた知子だが、かつて夫と子供を捨てて駆け落ちした男・涼太の出現により、微妙に狂い始める生活。知子は慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係をもってしまい…。
妻子ある不遇な作家との長年にわたる愛の生活に疲れ果て、年下の男との激しい愛欲にも満たされない。自身の女の業に苦悩しながらも、一途に独自の愛を生きようとするという難役に抜擢されたのが満島さん。6月5日にクランクインを迎えたが、「色っぽく、濃厚な脚本に出会いました。
緊張しています。難しい、アァ、難しいと感じながらも、熊切監督の『良いっすねー』を聞いて終わる一つ一つのシーンが、どんどん愛しくなる毎日です。