(Photo:cinemacafe.net)
阿部サダヲ×松たか子が結婚詐欺で女性から金を巻き上げる夫婦役を演じることで話題の映画『夢売るふたり』。本作の学生限定試写会が8月23日(木)に青山学院アスタジオで行われ、メガホンを握った西川美和監督が学生たちとの座談会に出席した。
2人で営んでいた小料理屋を火事で失った夫婦が、店の再建のために心に隙間を抱えた女性をターゲットに結婚詐欺を実行。愛とは何か?夫婦とは何かを刺激とユーモアたっぷりに描き出す。
青山学院の学生を中心に、会場にはおよそ150名の学生が来場。西川監督は「結婚適齢期を過ぎた女性を中心に描いた作品なので、まだそこに至っていない若いみなさんがどう観たのか?楽しみです」と語る。
映画を鑑賞したばかりの学生からは様々な感想が寄せられたが、“女の強さ”という点について監督は「妻の強さ、母の強さというのは私も母を見ながら感じていました。女はひとりでいるよりも家を持った方がこれまでにない強さを持つのかもしれません」と分析。
一方で“男の単純さ”という声が学生から挙がると「私は決して男は単純だと思いません。男の人も単純だと言われて否定しない側面がありますよね。