85歳の巨匠とのタッグに岩松了&竹中直人、恐縮しきり? 加瀬亮は「精一杯努めます」
(Photo:cinemacafe.net)
長崎県を舞台に、認知症の母親とのおかしくも切ない日常を描いた岡野雄一による同名漫画を、長崎出身の巨匠・森﨑東監督が約9年ぶりの新作として映画化する『ペコロスの母に会いに行く』の製作発表記者会見が、8月23日(木)、舞台である長崎で行われた。森﨑監督を始め、主演の岩松了、原田貴和子、竹中直人、加瀬亮、そして原作者の岡野さんらが登壇し、撮影に向けての意気込みを語った。
今年1月に自費出版され、5月に開設したFacebookの応援ページが開設から1か月あまりで5,000人を超える「いいね!」を集め、それがプロデューサーの井ノ原氏の目に留まったことから映画化が実現した本作。『男はつらいよ フーテンの寅』に代表される喜劇を数多く手がけてきたことで知られる森﨑監督が、自身の故郷である長崎県をロケ地にして映画化に挑む。
今年で御年85の森﨑監督にとっては、前作『ニワトリはハダシだ』以来約9年ぶりの新作となるが、「監督なんてものはおらんでもいい。それでよか。まあこんな風にやってみたいと思います」と冒頭から気負わない挨拶で会場を和ませた。一方、ペコロス(小さな玉ねぎ)