真っ赤な血に怒り爆発! 狂気のクロエ・モレッツ『キャリー』写真初公開
(Photo:cinemacafe.net)
スティーブン・キング原作で1976年にブライアン・デ・パルマ監督の手で映画化され、世界に震撼をもたらしたサイコ・サスペンス『キャリー』。それから36年、『キック・アス』、『モールス』などで頭角を現し、いまをときめく若手女優クロエ・グレース・モレッツを主演に迎え、同タイトルにて映画化された『キャリー』が来年5月より日本で公開されることが決定し、これに先駆けて劇中の写真が初めて披露された。
内気な女子高生・キャリーと、彼女を厳格に育てる狂信的なクリスチャンである母、そして彼女を疎外する高校の同級生たちをめぐる青春サイコ・サスペンス。パルマ監督版は、実はテレキネシス(念動能力者)だったキャリーが、抑圧されていた怒りを爆発させ、いじめっ子たちを襲うショッキング・シーンが当時、圧倒的な迫力と衝撃で話題となり、いまもなお語り継がれる伝説のシーンとなっている。また、また、キャリーを演じたシシー・スペイセクと母を演じたパイパー・ローリーは、本作でアカデミー賞にWノミネートされ、原作者のキング氏も「私の作品に最も忠実に映像化されている」と絶賛していた。
前作をどこまで越えられるかに焦点が集まりそうな本作だが、その指揮をとるのは『ボーイズ・ドント・クライ』でヒラリー・スワンクにアカデミー賞主演女優賞をもたらしたキンバリー・ピアーズ監督。