クリント・イーストウッド、4年ぶりの俳優復帰作『人生の特等席』日本公開決定!
(Photo:cinemacafe.net)
自ら監督・主演を務めた『グラン・トリノ』(’08)をもって「もう積極的に役は探さない」と語り、実質的な俳優引退宣言をしていた伝説の映画人クリント・イーストウッド。今年で82歳を迎える彼が俳優としてスクリーンに復帰する最新作『人生の特等席』が、“勤労感謝の日”である11月23日(金・祝)より公開されることがこのたび明らかとなった。
大リーグの伝説的スカウトマンとして何十年も活躍してきたガス(クリント)。視力も弱り、年齢による衰えをごまかしきれないものの引退するつもりのない彼に対し、アトランタ・ブレーブスのフロントは疑問をもち始める。苦しい立場に追い込まれているガスを助けられるかもしれない人物は唯一の家族である娘・ミッキー(エイミー・アダムス)。良好とは言えない関係の2人だったが、ミッキーがスカウトに同行することをきっかけに、お互いを見つめ直すようになり――。
『ミリオンダラー・ベイビー』、『グラン・トリノ』などで世界中に深い感動を刻み込んだクリントが俳優として最後(?)に選択したのは、『マディソン郡の橋』以来、17年に渡り彼から映画作りを学んだロバート・ロレンツ監督作。