ヴェネチア映画祭に見るドレスファッション 今年のテーマは上品に「透け感」!
(Photo:cinemacafe.net)
韓国のキム・ギドク監督『Pieta』(原題)が金獅子賞を受賞し、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『The Master』(原題)が銀獅子賞と例年稀に見ぬ巨匠監督たちの受賞に沸いた今年のヴェネチア国映画祭。「ミュウミュウ」が手掛けたショートフィルムプロジェクトが行なわれたり、「グッチ」の新作が発表されたりと今年も今年も映画とファッションのコラボレーションが見られたが、レッドカーペットの上では女優たちの華やかなドレス姿に大きな歓声が贈られていたようだ。
セレブたちの「透け感」テクニック
今年のヴェネチア国際映画祭に出席した女優たちの美しいドレスで、最も多く見られたのが今年のトレンドの一つ「透け感」を意識したセクシーなスタイル。中でも海外メディアでも注目を集めたのが、『The Reluctant Fundamentalist』(原題)を引っさげ参加した、ケイト・ハドソン。お腹から左足に沿うように施されたかぎ編みが絶妙なセクシーさを演出する透け感溢れる「アトリエ・ヴェルサーチ」2012年秋コレクションとなるこのドレス。そこに「エディ・パーカー」