濱田岳、倉科カナ&波瑠の胸を衝動的に…! 中村義洋監督は「素晴らしい」と絶賛
(Photo:cinemacafe.net)
第1回パピルス新人賞を受賞した久保寺健彦氏の同名小説を映画化した『みなさん、さようなら』の完成披露試写会が9月25日(火)、都内で行われ、主演を務める濱田岳を始め、倉科カナ、波瑠、中村義洋監督が舞台挨拶に登壇した。
小学校卒業をきっかけに「団地から一歩も出ずに生きる」と決めて大人になった主人公の孤独、葛藤、成長を描く本作で、濱田さんは主人公・渡会悟の12歳から30歳までを演じている。「ちっちゃい小学生に見えるか不安だった」と濱田さん。これに対して中村監督は「いや、実際ちっちゃいよ。ヒゲが伸びるのは早かったけど」とツッコミを入れ、丁々発止のやり取りを披露した。
濱田さんと中村監督がタッグを組むのは『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』『ポテチ』に続き、これで5度目。「毎回楽しいです」(濱田さん)、「悟を演じられるのは、岳だけ」(中村監督)とさすがの信頼関係だ。
中学校には通わず、団地内のパトロールを日課に、毎日自分が作ったスケジュール通りに日々を過ごし成長していく主人公・悟。
小学校の同級生たちの帰宅を出迎え、団地内のケーキ屋に就職し、同級生と婚約もし、精一杯に青春を謳歌するが、時代の移り変わりと共に、同級生の数は減っていき、ついに悟はある重大な決断を迫られる。
倉科さんは団地内のマドンナ的な存在を演じ「プレッシャーもありました。監督とも相談し、ウィスパーボイスでしゃべることを意識しました」とふり返る。主人公のように団地のみで生活を送る男性は「好きになりません!」と断言し、濱田さんは「うわー」とガッカリ顔。また、主人公の隣室に暮らす優等生を演じる波瑠さんは「クールだけど、嫌な女には見えないようにしたかった」と役づくりを語った。
映画の中にはそんな倉科さん&波瑠さんの胸を、濱田さんが揉むシーンがあるといい「悟としてなのか、本人の性格なのか、衝動的に胸を揉む感じが素晴らしかった」(中村監督)と絶賛のコメント。当の濱田さんは「台本に書いてあるからじゃないですか!」とタジタジだった。
『みなさん、さようなら』は1月、全国にて公開。
■関連作品:
みなさん、さようなら (2013) 2013年1月、全国にて公開
© 2012「みなさん、さようなら」製作委員会
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