【美的アジア】『ペンギン夫婦の作りかた』が教えてくれる“美味しい愛”の育て方。
(Photo:cinemacafe.net)
嬉しいと思ったことを素直に「嬉しい」と伝えること。
素敵な景色を見て「きれいだね」と感じ合うこと。
美味しいごはんを「美味しいね」って分け合い、食べること。
ただそれだけなのに、これって意外と難しい…。
でも、このシンプルなことを日々積み重ねることで「夫婦は作られていく」、「人と人は繋がっていく」…そう優しく教えてくれる映画が『ペンギン夫婦の作りかた』です。
流行語にもなった大ヒット商品「食べるラー油」の原点である石垣島ラー油を生み出した、ペンギン夫婦の実話を元にした物語は、国際結婚をしたフリーライターの歩美(小池栄子)が、中国人カメラマンの夫・ギョウコウ(ワン・チュアンイー)の失業を機に出かけた石垣島の魅力にとりつかれ、移住するところからスタート。
“美的アジア”的「美しさの第1ポイント」は、なんと言っても小池さん演じる歩美の「安定感」&「どっしり感」。失業に落ち込む旦那さんの前で「ラッキー!」と笑顔を見せる、動じないたくましさやポジティブ思考は、同性から見ても頼りがいがあって、とっても素敵。
妻には、「夫を支える明るさ、おおらかさ」が必要なのだと教えてくれます。