アカデミー賞外国語映画賞最有力! M・ハネケ監督作『愛、アムール』日本公開が決定
(Photo:cinemacafe.net)
『白いリボン』に続き、2作品連続でカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝き、本年度アカデミー賞外国語映画賞最有力との呼び声高い、オーストリアの巨匠ミヒャエル・ハネケ監督作『愛、アムール』が2013年3月9日(土)より日本公開されることが決定した。
パリの高級アパートで静かに暮らすジョルジュとアンヌは、80代の元ピアノ教師の老夫婦。教え子がピアニストで活躍する姿を誇らしげに感じ、お互いを思いやりながら日々を送る2人だったが、妻が病で突然倒れ、穏やかだった日常に少しずつ変化が訪れる…。
これまでカンヌ国際映画祭でのパルムドールを始め、スペインのサンセバスチャン国際映画祭で国際批評家連盟大賞、ダーバン国際映画祭で最優秀賞を受賞、さらにアテネ国際映画祭でオープニング作品に選出されるなど各国の映画祭を席巻してきた本作。主人公となる老夫婦を『男と女』、『愛する者よ、列車に乗れ』などで知られる名優ジャン=ルイ・トランティニャン、日本とフランスの合作映画であるアラン・レネ監督作『二十四時間の情事』で知られるエマニュエル・リヴァが演じる。
この先、12月にはヨーロピアンフィルムアワード、1月にはゴールデングローブ賞、2月にはセザール賞が控えており、アカデミー賞のノミネーションが1月10日(火)