ヴァネッサ・パラディインタビュー「お互い気持ちよく暮らすために努力や妥協が必要」
(Photo:cinemacafe.net)
歌手、そして女優としても活躍するヴェネッサ・パラディ。「シャネル」や「ミュウミュウ」のミューズ、そして最近までジョニー・デップのパートナーとして世界中の女子の羨望を浴びていた彼女が、約6年ぶりに声優出演を果たした。演じるのは、まさにヴァネッサにぴったりの歌手という役どころ。初めて声優に挑戦する、ジョン・レノンの息子、ショーン・レノンとの初共演も注目を集めている。
『モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声』でヴァネッサが演じるのは、パリのキャバレーで歌う人気歌手・ルシール。ある日、彼女の前に現れるモンスター。恐ろしい外見とは裏腹に、音楽が大好きな、心優しいモンスターだった。
「キャバレーを経営するルシールの叔母は、人に偉そうに指図するのが好きで、ルシールには“いい子”でいて欲しいと思っている。
そんなルシールは何よりも、ステージに立つのが好き。ステージで歌っているときは、日常の仕事や制約から逃れられると感じているの」彼女は演じるキャラクターについてそう分析する。「だからビボ(・バージェロン監督)は彼女のステージ衣裳に“翼”を付けたんだと思うわ」。