玄里meets監督・チャン・テユ 韓国大ヒットドラマのルーツは日本にあり!?
(Photo:cinemacafe.net)
女優・玄里が匠の素顔に迫る!対談インタビュー番外編となる今回登場してくれたのは、世宗大王の治世を新たな視点でとらえたミステリー時代劇「根の深い木‐世宗大王の誓い‐」のチャン・テユ監督。東京で開かれた国際ドラマフェスティバルにて特別賞を受賞した本作が、韓国で大ヒットしたのはなぜなのか?授賞式のため来日したチャン監督がその理由について聞かせてくれた。
玄里:韓国でも視聴率がとても良かったと聞きましたが、今回はそれによる受賞でしょうか?
チャン:視聴率がもっといいドラマもありましたが、このドラマは人々に歴史的な意味を与えた作品だったんです。視聴率よりも価値が評価されたんだと思います。今回は有名な作家が台本を書いてくれたんです!ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」のキム・ヨンヒョンさんです。そのキムさんを筆頭に、映画『JSA』の原作者で映画シナリオ作家として有名なパク・サンヨンさんも書いてくれました。映画『高地戦』のシナリオも書いた人です。この2人がタッグを組み、さらにその下に3人のアシスタントがいました。
この5人がチームを作って、私が準備に着手する前から準備を始めていました。