N.Y.映画批評家協会賞3部門受賞! 『ゼロ・ダーク・サーティ』賞レースで一歩リード
(Photo:cinemacafe.net)
オスカーの前哨戦と言われる「N.Y.映画批評家協会賞」が12月3日(現地時間)に発表となり、キャスリン・ビグロー監督の最新作『ゼロ・ダーク・サーティ』が作品賞、監督賞、撮影賞の3部門を受賞!この喜ばしい報せと共に、本作の主演ジェシカ・チャスティンの場面写真が解禁となった。
2011年5月2日に実行されたオサマ・ビンラディン捕縛作戦、そして暗殺…。『ハート・ロッカー』でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞したビグロー監督が、本作で2001年9月11日からその日まで、実際にはどんな計画が立てられ、何が行われてきたのかを描き出す。
タイトルにもなっている“ゼロ・ダーク・サーティ”とは午前12:30を表す米軍軍事用語。そして、ビンラディンの捕縛作戦を決行した時刻を表しているものだ。11月に行われたアメリカ大統領選への影響が懸念され、箝口令が敷かれていた本作は、ビンラディン捜索から捕縛に至るまでの道のりを事実に基づき忠実に描くと共に、追跡劇に関わった人々の苦悩を衝撃的かつ赤裸々に、そしてリアルに再現した内容になっているという。主演のジェシカは、この作戦に加わったテロリストの追跡を専門に活動する若きCIA分析官・マヤを演じている。