『スター・トレック』最新作を携えJ.J.エイブラムス来日! 出待ちファンに手応え十分?
(Photo:cinemacafe.net)
世界中で愛され続けている人気SFシリーズ最新作となる『スター・トレック イントゥ・ダークネス』を引っ提げ、監督のJ.J.エイブラムスを始め、4年ぶりとなるクリス・パイン、初来日となるベネディクト・カンバーバッチ、プロデューサーのブライアン・バーグが来日!昨日の空港での日本のファンからの歓迎の熱気も冷めやらぬ中、日本、韓国、中国の報道陣を招いて、12月4日(火)、世界最速となる3Dでの最新映像の上映プレゼンテーションが都内の劇場で行われた。
壮大な宇宙を舞台に、エンタープライズ号のキャプテン・カークとそのクルーたちが、前作をも超える悪と対峙する姿を、エイブラムス監督の圧倒的な映像で描き出す。
この日、“世界初”となるフッテ―ジ上映を東京で行ったことについて、エイブラムス監督は「僕が大好きな街・東京でお披露目することができて本当に嬉しい!僕が大好きな日本に来るための理由にもなったしね(笑)」と顔をほころばせる。さらに、「僕が子供の頃に、“こういう映画を作りたい”と思ったものに仕上がったよ。スペクタクル、クレイジーなアクション、そして圧倒的な映像美。全ての面で前作を上回る仕上がりなんだ!ぜひ楽しんでほしいね」と挨拶し、いよいよフッテ―ジ上映がスタート。
上映が終わり、劇場内に明かりが付くと、会場に詰めかけた報道陣から、一斉に拍手が巻き起こった。この日、本作の映像を初めて体験したのは、アジアの報道陣だけではなく、本作で悪役を演じたベネディクト、さらに主演のクリスまでもが「初めてこの映画の映像を見たよ。
みなさんと一緒に飛び上がりながら見れて、楽しかったね(笑)」と大迫力の3D映像に大興奮の様子だった。
2013年秋の公開とあって、いまだ多くがベールに包まれたままの本作だが、来日を果たした2人のキャストは、自身のキャラクターの一端を明かしてくれた。前作から引き続き主人公のカーク船長役を続投したクリスは本作を演じるにあたって、役者としても成長したと明かす。「前作では、自己中心的な若者だったカークが、今回はリーダーとして自分の心を捨ててでも、みんなを率いていく男に成長しているんだ。僕も4年前の来日から年齢を重ねて、ずいぶん大人になったことも役づくりに影響しているんだと思うよ」と語る。
一方、クリスと対峙することとなる冷酷な悪役を演じたベネディクトは「白か黒、善か悪だけでは割り切れない複雑なキャラクターなんだ。でも、そこがJ.J.の作品の魅力であり、役者としてやり甲斐を感じたところだったよ」とその難役ぶりを明かしていた。
さらに会場の外では、プレゼンテーションを終えたキャストたち(特にベネディクト)をいまや遅しと待ち構えるファンの熱烈な歓迎にあい、驚きと共に作品への手応えを感じていた。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は2013年9月、全国にて公開。
■関連作品:
スター・トレック (2009) 2009年5月29日より丸の内ルーブルほか全国にて公開
Star Trek (2009) Directed by: J.J. Abrams Photo Credit: Industrial Light and Magic TM & Copyright ©2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.スター・トレック イントゥ・ダークネス 2013年9月、全国にて公開