2012年12月6日 12:38
『鍵泥棒のメソッド』堺&香川&内田監督が「アジア太平洋映画祭」主要部門に選出
(Photo:cinemacafe.net)
堺雅人、香川照之、広末涼子の豪華キャストで贈る、現在公開中の映画『鍵泥棒のメソッド』。今月13日~16(現地時間)の期間で開催される第55回「アジア太平洋映画祭」にて、日本、韓国、中国を始めとするアジア23か国から集まった数多ある作品の中で、なんと3部門にノミネートされたことが明らかとなった。
ある日、銭湯で転倒し記憶を失った伝説の殺し屋・コンドウと、ひとりの売れない貧乏役者・桜井、2人の男の人生が入れ替わるところから始まる予想不可能なストーリーが絶妙な笑いを生み出す本作。
本作がノミネートされた「アジア太平洋映画祭」は、1954年に創設された世界で最も古い国際的な映画祭のうちの1つであり、アジア映画製作連盟が主催する由緒ある映画祭だ。
そして今回、主演男優賞で主人公・桜井を演じた堺さん、助演男優賞に香川さん、脚本賞には内田けんじ監督と本作の男衆が揃って主要3部門にノミネートを果たした。
堺さんがノミネートされた主演男優賞部門には、『王になった男』のイ・ビョンホンのほかアジアのスターたち計6名で熾烈を極める激戦区、さらに香川がノミネートされた助演男優賞部門は、『チェイサー』や『哀しき獣』の韓国の実力派俳優ハ・ジョンウほか5名、脚本賞部門の内田監督はアジア圏の脚本家たち5名を相手に、その技巧が問われることとなりそうだ。