アン・ハサウェイ インタビュー ヒュー・ジャックマンは「とてもディープな人」?
(Photo:cinemacafe.net)
女優アン・ハサウェイにとって2012年は公私共に輝いた1年、素晴らしい1年だった。映画では、一途な愛を体現してみせた『ワン・デイ 23年のラブストーリー』、魅惑のキャットウーマンに扮した『ダークナイト ライジング』、そしてミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』が公開となり、プライベートでは9月に俳優のアダム・シュルマンとめでたく結婚。「仕事もプライベートもいままでの人生の中で一番お気に入りの1年になったわ。世界の頂上に立っている気分よ!」と、とびきりの笑顔を見せる。そんな幸せに満ちたアンが、新作『レ・ミゼラブル』をふり返る。
原作となった「レ・ミゼラブル」は、1985年の初演以来、いまもなおロンドンでロングランを記録し続けているミュージカルの金字塔。パンを盗んだ罪で19年間投獄された男ジャン・バルジャンが、心優しい司教と出会ったことで改心し、運命に導かれるように薄幸な女性・ファンテーヌから彼女の娘・コゼットを託され、彼女に惜しみない愛を注ぐ…という、愛と勇気と希望の物語だ。世界43か国、6,000万人超を動員していることからも名作であること、愛され続けている作品であることは十分に伝わってくるが、それほど多くの人が舞台を観ているからこそ「映画だからできることを目指したの」