「ジャスティン・ビーバー宅で銃撃」と嘘の通報をした12歳少年が逮捕
(Photo:cinemacafe.net)
ロサンゼルス警察は18日(現地時間)、ジャスティン・ビーバーの自宅で銃撃があったと警察に嘘の通報をした疑いで、カリフォルニア州に住む未成年者を逮捕したと発表したが、それが12歳の少年だったことが明らかになった。
ロサンゼルス警察は、逮捕したのが未成年者であること以外、年齢や性別などは明らかにしていないが、「Los Angeles Times」紙は事件を報じた記事中で、少年であることを匂わせていた。この12歳の少年は、10月にアシュトン・カッチャー宅でも複数の人が銃で撃たれたと通報。銃を持ったロシア人が人質を取っているという真に迫った話を信じて、S.W.A.Tが出動したが、アシュトンは在宅すらしていなかった。数日後に今度はジャスティンの家に銃や爆弾を持った人間が複数いる、と警察にいたずら電話をかけていた。
ゴシップサイト「TMZ.com」は、少年は登校拒否で昼夜を問わずコンピュータにかじりつき、ネットを通してハッカーたちと交流していたと報じている。家庭に問題があり、児童相談所が何度も訪問を重ねたが、改善の兆しがない状態が続いていたという。警察当局は少年の境遇に同情的で、カウンセリングを受けさせ、現在の家庭から離して別の環境で生活する支援を計画している。