原宿でキャンプ・イベント!? 『ムーンライズ・キングダム』特別上映会を開催
(Photo:cinemacafe.net)
先日、ゴールデン・グローブ賞で最優秀作品賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされた『ムーンライズ・キングダム』が、“都会でキャンプしよう!”をコンセプトに開催されている「メルヘン・キャンプ」とコラボレーション。来年2月の公開に先駆け、12月21日(金)、東京・原宿のまさに大都会にてキャンプをしながらの特別上映会が行われた。
舞台は、ほのぼのとした平和な村。しかし、12歳の少年・サムと少女・スージーの“駆け落ち”をきっかけに、不器用で愛おしい大人たちが次第に物語に巻き込まれていく姿をコミカルなタッチで描く。
「メルヘンキャンプ」は、オシャレに楽しめるそのキャンプ・スタイルがアウトドア雑誌などで注目され、新しいアウトドア・ライフとして女性を中心に大きな反響を呼んでいるイベントだ。「王様のブランチ」などでも紹介され、近年では新宿伊勢丹の屋上でイベントを行うなど活動の場を広げている。
今回は、「ROOMCAMP」と呼ばれる企画で、“ROOM”だけに室内にテントを張った室内キャンプ。参加者たちは約30名。
それぞれ自分たちのテントやアウトドア用のテーブルやイスを設置して、思い思いのスタイルでキャンプをしながら映画を鑑賞した。参加者と共に本作を鑑賞した兎村さんは、「私がメルヘンキャンプでやっていることとまさに重なり、映画を観た瞬間にとろけました!」と大絶賛。「映画に登場する、ボーイスカウトの衣装や、キャンプ・グッズ、アンティークの小物たち…」と、今回のコラボレーションに大喜びの様子。
さらに「一つ一つがとても可愛らしくて、監督のこだわりを感じました。キャンプが好きな人たちにはたまらない作品だと思います。映画の内容はとてもシンプルで、子供たちが駆け落ちして、誰も知らない秘密の場所を目指していく…という話ですが、私も子供の頃、秘密基地を作ってよく遊んでいたので、彼らの気持ちはよく分かります!じんわり優しい真冬のポケットの中のホッカイロのような作品です」と語り、まさに“とろけた”表情でウェス・アンダーソン監督が作り上げたかわいくも、おかしみに満ちた世界観を堪能したようだ。
『ムーンライズ・キングダム』は2013年2月8日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。
「メルヘン・キャンプ」公式サイト:http://usamura.com/
© 2012 MOONRISE LLC. All Rights Reserved.
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
ムーンライズ・キングダム 2013年2月8日よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開
(C) 2012 MOONRISE LLC. All Rights Reserved.
第70回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2012年12月13日(現地時間)にノミネート発表、2013年1月13日に授賞式開催