『ホビット』リチャード・アーミティッジ インドア男子から“戦士の王”へ
(Photo:cinemacafe.net)
俳優になったきっかけは「読書」、性格はというと「僕はシャイだし、大勢の前で話すのが元々苦手なんだ…(苦笑)」と語る男が、世紀の冒険ファンタジーを描いた『ホビット 思いがけない冒険』では一転、屈強なオークやドラゴンと戦いを繰り広げる勇敢で猛々しい“戦士の王”を演じている。リチャード・アーミティッジ、全世界で大ヒットを記録している本作で一躍スターへの道を駆け上がっている真っ最中の彼に話を聞いた。
J・R・R・トールキンの不朽の名作を映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で、世界中で空前のファンタジー・ブームを巻き起こしたピーター・ジャクソン監督が、その60年前の中つ国を舞台に新たなる指輪物語を描いた新シリーズの第一弾『ホビット 思いがけない冒険』。本作でリチャードが演じたのは、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われた王国を取り戻すため立ち上がる12人の個性豊かなドワーフ戦士たちを率いる頼もしきリーダー、トーリン・オーケンシールド。
しかし、前述の通り「読書」が趣味という彼は、この壮大なファンタジーの世界に入っていくことはそれほど難しくなかったと語る。