映画『俺俺』、亀梨和也演じる“俺”の思いが投影された給水塔は千葉県に実在!
(Photo:cinemacafe.net)
アイドル・俳優・キャスターと様々な顔を持つ人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也が、1人33役を演じるという前代未聞の主役を務めた映画『俺俺』。ありふれた日常の中で、ありえない出来事が起こる、この“日常逸脱系サスペンス”から、ちょっぴり奇妙なニュースが届いた。
原作は、第5回大江健三郎賞受賞の星野智幸による超リアル不条理小説。“俺の増殖”という奇想天外なストーリーを、人気TVドラマ「時効警察」や映画『インスタント沼』などで独自の三木ワールドを確立してきた三木聡監督が、亀梨さんと異色のコラボレーションで映画化させた。
なりゆきでオレオレ詐欺をしてしまった主人公・均(亀梨さん)の前に、次々と同じ顔の“俺”が現れる。好みも考え方もまったく同じ“俺”だらけって最高に心地いいと思っていた均だったが、なかには“許せる俺と許せない俺”がいることに気づく。やがて増殖した“俺”同士の削除が始まっていき…。
本作にはどこにでもありそうな風景の中で、個性を放つ存在となっているものがいくつか登場する。
その中でも特に目を引くのが、均が住む街にある、さかずきのような奇抜な形の給水塔だ。