2013年3月29日 21:57
【沖縄国際映画祭】「THE BOOM」宮沢和史インタビュー 「島唄」と歩んだ20年
(Photo:cinemacafe.net)
先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」で、沖縄・読谷村(よみたんそん)の地域発信型映画として、さらに「THE BOOM」の「島唄」発売20周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『THE BOOM 島唄のものがたり』。この記念すべき年を迎え、「THE BOOM」のメンバーである宮沢和史が改めて、「島唄」と共に歩んだ20年間をふり返りながら、その胸の内を明かしてくれた。
1992年に発売されたアルバム「思春期」の1曲として発表されたこの曲。本作では、「BIGIN」などミュージシャンを始め、沖縄民謡や役者など様々な人から「島唄」が辿ってきた20年間の歴史が語られる。誰もが知るこの大ヒット曲だが、「『ただヒットして、よかった!』というものじゃなかった」と宮沢さんはこれまでをふり返る。
そもそも“島唄”とは、沖縄に古くから伝わる民謡を指す言葉。山梨で生まれ育った宮沢さんが、その沖縄の伝統の名を冠した楽曲を発表する前には、当然葛藤を抱いたという。そして、「大和人(やまとんちゅ/内地の人間)が“島唄”なんて大層なタイトルでよくやるなぁって思いました」