2013年5月14日 12:15
必要なのは語学よりハート!女性社長がイタリアで成功する秘訣を公開
一方で“イタリア人気質”に悩まされることもしばしば。特に南イタリアの人々と仕事をすることが多い伊藤さんは、事業開始当初のエピソードを告白。「全財産をはたいて買った商品がやっと日本に着いたら梱包もグチャグチャで何本かは割れてて、『日本ではこれじゃ二流なの!』と怒ったこともありました。イタリアの“当たり前”と歩み寄って分かり合っていくのは大変」と漏らした。
食材にインテリア、ファッション、スポーツなど多くのイタリア文化が日本で広く受け入れられており今後、2人のようにイタリア関係の仕事をしたいという人がさらに増えていくことも予想される。上田さんはそんな人たちに対し「やれば何とかなる。やりたい気持ちをストレートに表現すれば受け入れてくれるのがイタリア人」とエール。伊藤さんも「私たち2人とも経験がないのに飛び込んだ。
何より飛び込むことが大事です」と語った。
映画について、上田さんは「主人公の女性が裸で海を泳ぐシーンが印象的。全てをさらけ出す姿が美しかったし、あの瞬間に彼女はいろんなものが見えてきたと思う」と主人公への強い共感を口にした。
伊藤さんも「人生、本当に思いがけないことがあるけど、大変だと思っても最後にはいい方向に進むもの」