ジュリア・ロバーツが演じた実在の人物エリン・ブロコビッチ、飲酒操縦で逮捕
(Photo:cinemacafe.net)
正式な法律教育を受けていないにもかかわらず、大手企業PG&Eを相手取って訴訟を起こし、3億3,300万ドル(333億円)の和解金を勝ち取った女性として一躍有名になり、ジュリア・ロバーツ主演で映画化された女性エリン・ブロコビッチ。
現在は環境運動家として活動している彼女が、6月7日(現地時間)、ラスベガス警察に逮捕された。その容疑は、DUI(飲酒運転)ならぬOUI(飲酒操縦)。彼女は、ボートを操縦しており、ドックに停泊させるのを苦労しているのを目撃され、警察に通報されたと米ゴシップサイト「TMZ」は報じている。
警察関係者の話によると彼女の血中アルコール度数は、法定の2倍以上だったとのこと。エレンは取り調べにも逮捕にも協力的だったそうだ。
映画『エリン・ブロコビッチ』(’00)は、スティーヴン・ソダーバーグ監督の腕が冴えるヒューマン・ドラマで、ジュリア・ロバーツが圧倒的な存在感で、米アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞らを総なめにした作品。ストーリーは、無職のシングルマザー・エリンが、交通事故をきっかけに強引にポジションを得た弁護士事務所で、恐ろしい環境汚染の実態を知るところからスタート。