パリス・ヒルトンに、窃盗犯の青年が忠告「落ち着いて…」
(Photo:cinemacafe.net)
インターネットでセレブの住所や外出情報を集め、空き巣を働いていたティーン・エイジャーの窃盗グループを『ハリー・ポッター』の“優等生”エマ・ワトソンが演じたことで話題の、ソフィア・コッポラ監督・最新作『THE BLING RING』(原題)。
そのモデルとなった窃盗グループを率いていた青年が、パリス・ヒルトンに「落ち着いてほしい」と忠告していたことが米ゴシップサイト「TMZ」の取材で明らかになった。
青年の名はニック・プルーゴといい、2009年に犯した数々のセレブ宅強盗の罪を償い、服役後、今年4月に出所している。彼は先日、パリスがTV番組のインタビューに「もし彼ら(犯人グループ)を見かけたら、どうするか分からないわ。私は争いごとが好きな人間ではないけれど、きっとこう言ってやるでしょうね。『あなたたちには助けが必要よ。そして私の持ち物を返してちょうだい』って」と答えていたのを見て、困惑しているようだ。
ニックが言うには、パリスを始めとする被害者たちには総額100万ドル(約1億円)を返却しており、彼女の持ち物もほとんど返しているとのこと。
この釈明がをパリスが知っているのか分からないが、どうやらこの一連の犯罪の初被害者にあたるパリスは、『THE BLING RING』の公開で、当時の悔しさが蘇ってしまったようだ。