ヘレン・ミレン、「調子に乗るんじゃないわよ」 リンジー&アマンダに一喝
(Photo:cinemacafe.net)
稀代のオスカー賞女優、ヘレン・ミレンほどエンターテインメント業界で長く生き延びるための知恵を持っている人物はなかなかいないだろう。
ヘレンが自身の最新作『RED リターンズ』の取材の最中、現代の若手女優、とりわけ“お騒がせ”がすぎるリンジー・ローハンとアマンダ・バインズに対してアドバイスを求められたとを米エンタメ情報サイト「eonline.com」が明かしている。
そこでヘレンは「これをテレビで言っていいかは分からないけど」と前置きをしながら「調子に乗るんじゃないわよ」とキツい一発。「若いときはみんな調子にのって、ハメを外してしまうけれど、やってはいけないわ。絶対にダメ」。
現在でこそ大英帝国勲章を受けるほどの存在のヘレンにおいても、かつてはコカインを使用していたと過去を告白した経験がある。「若い頃っていうのは、みんなバカなものなのよ」と2011年の雑誌「Esquire」のインタビューで発言している。「自分でそうは思っていなくても、おばかさんなの。
そして、そうあるべきものなの」と話すヘレンは、「人生でもっとも厳しいのは20代ね」と言い切っている。偶然なことにリンジーとアマンダは共に27歳。ヘレンが言うところのもっとも厳しい時期なのだ。
「恥ずべきことだけど、(20代は)一番ゴージャスで身体能力もピークな時期なのね。だけど、実際はもっとも不安定で、自分への疑問に満ちた時期でもあるのよ。この先に何が起きるのか分からずにいるのは、恐ろしいことなの」。
ヘレンの言う“厳しい時期”20代を抜けるには、あと3年もあるリンジーとアマンダ。彼女たちの“お騒がせ”は30代になっておさまるのだろうか。
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(text:Mieko Nakaarai)