『ホーム・アローン2』テーマ曲に隠された真実?…『バックコーラスの歌姫たち』
(Photo:cinemacafe.net)
まもなく街はクリスマスモード一色。クリスマスをテーマにした映画といえば思い出すのが、ファミリー・コメディ『ホーム・アローン』シリーズだろう。実はこのシリーズで起用されている名曲と、12月より公開される音楽界のトップスターを影で支えてきた歌姫たちを描いた映画『バックコーラスの歌姫たち』には、ある人物の存在が鍵となっている。
ブルース・スプリンスグスティーン、スティング、スティーヴィー・ワンダー、ミック・ジャガー、ベット・ミドラーといった大物ミュージシャンを影で支えてきたバックシンガーたちに、初めてスポットライトを当てたドキュメンタリーとして話題を集めている『バックコーラスの歌姫たち』。アメリカでは数スクリーンの公開でスタートしたが、クチコミで評判となり現在150スクリーンまで拡大し、興収420万ドルを突破している。
一方、クリスマス休暇に慌て者の家族たちに置き去りにされた少年・ケビン(マコーレ・カルキン)が2人組の強盗相手に大活躍する『ホーム・アローン』。その続編で、舞台をN.Y.に移した『ホーム・アローン2』では、テーマソングも印象的だった。
その誰もが一度は耳にしたことがあるだろうテーマソング「ひとりぼっちのクリスマス」を歌っていたのが、『バックコーラスの歌姫たち』で作品の軸となる、ダーレン・ラブだ。
ダーレンは、60年代に「ブロッサムズ」のメンバーとしてデビューを果たし、伝説的プロデューサーのフィル・スペクターが生み出した数々のヒット曲のバックコーラスを務めた。やがて、あくまでバックシンガーとして利用しようとするフィルとの間に深い軋轢が生まれる…。
一度、失意のなかで音楽業界を離れた時期もあるダーレンを始め、劇中に登場するのは、ソロを目指すためのステップとする者、音楽業界に利用され夢を打ち砕かれた者、自分を必要としてくれるミュージシャンと共に生きる道を選ぶ者、そして生活のために歌い続ける者と様々。そんな名もなきの歌姫たちの成功と夢、誇り、犠牲や葛藤を描き、観る者の心を揺さぶる作品となっている。
クリスマスを彩る名曲に隠された真実。今年のクリスマスは本作を観た後、また新しい視点で『ホーム・アローン2』を味わえるかもしれない。
『バックコーラスの歌姫たち』は、12月14日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(松雪範子(cinema名義))
■関連作品:
バックコーラスの歌姫たち 2013年12月、Bunkamuraル・シネマほか全国
(C) 2013 Project B.S. LLC
提供元の記事
関連リンク
-
「可愛さが限界突破」グローグーに魅了される観客続出!興収10億円突破『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』
-
new
ダウンタウン、ナイナイ…令和ロマン、エバースに続く王者へ…伝統の“若手芸人日本一決定戦”『ABCお笑いグランプリ2026』開催発表
-
new
「一番下のクラスだった」『THE SECOND』決勝ネタでも独自路線貫いた金属バット 元NSC講師が明かす“個性的すぎる駆け出し時代”
-
製作費100万ドル未満で全米を席巻!恋愛感情が執着へ…愛の惨劇描く『オブセッション 災愛』7月公開
-
new
悲劇を阻止へ… マッチングアプリで出会った男たちを洗う 29日放送『刑事、ふりだしに戻る』第6話【あらすじ】