“ポスト・クロエ”!?新星女優ソフィー・ネリッセが贈る『やさしい本泥棒』公開へ
(Photo:cinemacafe.net)
昨年度アカデミー賞監督賞ほか3部門受賞の『ライフ・オブ・パイ』のスタジオが贈る最新作『やさしい本泥棒』が2014年6月に公開されることが決定。このたび、本作で主人公の少女・リーゼルを演じた新星女優ソフィー・ネリッセが、第18回サテライト賞の「ブレイクスルー演技賞」を受賞したことが明らかとなった。
第二次大戦中のドイツ・ミュンヘン郊外で、母に去られて里親と暮らす活発な少女・リーゼル(ソフィー・ネリッセ)。里親のハンス(ジェフリー・ラッシュ)はリーゼルが「墓掘り人の手引き」という少女に似つかわしくないタイトルの本を肌身離さず持っていることから、彼女が字が読めないことに気が付き、本を読み聞かせるようになる。
ハンスはリーゼルのために地下室の壁に分からない字を書いて“辞書”を作り、リーゼルは読み書きを覚えていく。しかし、折りしもドイツはナチスによって自由に本を読むことを禁じられる時代へと突入していく…。
「ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー」のリストに異例の4年間ランキング圏内に入っているベストセラー小説「The Book Thief」を基に描かれた本作。