【インタビュー】ジュリー・デルピー/イーサン・ホークとの18年間…『ビフォア・ミッドナイト』
(Photo:cinemacafe.net)
――列車で偶然出会った2人がウィーンの町で“夜明け”まで過ごした『ビフォア・サンライズ~恋人までの距離~』。
――9年後に再会し、パリで“夕暮れ”まで過ごした『ビフォア・サンセット』。
そしてさらに9年後、2人は双子の娘と共にギリシャにいた。
――待望の『ビフォア』シリーズ第3章『ビフォア・ミッドナイト』では“真夜中”の成熟した大人の2人の姿が映し出される。
フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールに見出され、14歳で映画デビューを果たしたジュリー・デルピー。『ビフォア』シリーズ第1章の『ビフォア・サンライズ』では25歳だった彼女も、いまでは44歳になった(撮影時は43歳)。
女優としてだけでなく、映画監督や歌手としても活躍し、第2作目の『ビフォア・サンセット』、そして今回の『ビフォア・ミッドナイト』でも監督リチャード・リンクレイターと、主演のイーサン・ホークと共に脚本を執筆し、アカデミー賞「脚色賞」にノミネートされた。私生活では、2009年に音楽家のパートナーとの間に息子が生まれ、母親となった。
映画の中のセリーヌと同じように、飾らない笑顔でサバサバと話すジュリーに、長く愛され続けているこのシリーズ、共演のイーサン・ホーク、そして40代を迎えた胸の内を語ってもらった。