ジャレッド・レトにも引けを取らない名演!アラン・カミングに注目『チョコレートドーナツ』
(Photo:cinemacafe.net)
全米中の映画祭で喝采を浴び、観客賞を総ナメにしている映画がある。それは『スパイ・キッズ』シリーズの悪役や『X-MEN2』のナイトクローラーなどで知られるアラン・カミングが主演した、実話の映画化『チョコレートドーナッツ』だ。
本作でゲイのシンガー役を好演したアランの演技には、現在公開中の『ダラス・バイヤーズクラブ』でトランスジェンダーのレイヨン役を演じ、アカデミー賞「助演男優賞」を見事受賞したジャレッド・レトにも引けを取らない、との声も上がっている。
1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。また、正義を信じ、世界を変えるため弁護士になったポール。そして、母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。ある日、出会った3人は、ルディとポールは愛し合い、マルコを引き取り、幸せな家庭を築き始める。
しかし、ゲイのカップルであるがゆえに彼らは法と好奇の目にさらされ、ついにはマルコとの生活を奪われてしまうことに…。
「強く感情を揺さぶり、心鷲づかみにする」「真摯で温かい」「こんなにも愛情溢れた映画はほかにない」