「ニルヴァーナ」カート・コバーン、遺体現場にあったメモが公開
(Photo:cinemacafe.net)
1990年代を代表するワシントン州シアトルのグランジバンド、「ニルヴァーナ」でボーカルとリードギターを担当し、アルバム「ネヴァーマインド」の成功で一躍ロックスターの仲間入りを果たすものの、1994年自宅にてショットガンで27歳の命を絶ったカート・コバーン。
カートの自殺現場に残された遺留品のうち、財布の中に入っていたメモを、彼の死後20年経って米シアトル市警察が公開したと米エンタメ情報サイト「eonline」が写真入りで報道した。そのメモの内容は以下のようなものだった。
「汝、カート・コバーンは、コートニー・ミシェル・ラヴを合法的な妻だと認めるか?たとえ、彼女が、吹き出物だらけのアバズレで、(カートの財産すべてを)薬物と浮気のために吸い上げようとしていたも?」。
この結婚式での誓いの言葉を模したメモ書きは、当時、離婚調停中だった妻のコートニー・ラヴについてのカートの感情があふれ出たもののようだ。
シアトル市警察が、このような物的証拠を公開したのには、理由がある。今年3月、未解決事件担当のマイク・シエシンスキー刑事が、事件に関する証拠の見直しに踏み切ったのだ。