くらし情報『【カンヌ国際映画祭】タランティーノ、デジタル化に「映画の死」と苦言で波紋』

【カンヌ国際映画祭】タランティーノ、デジタル化に「映画の死」と苦言で波紋

(Photo:cinemacafe.net)

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5月25日(現地時間)、第67回カンヌ国際映画祭が閉幕した。今年は最終日の25日が欧州議会の選挙にあたるため、24日に授賞式が行われ、25日に改めて「パルムドール(最高賞)」を受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『ウィンター・スリープ』が上映されて幕を閉じる、という変則的な日程となった。

しかし、「パルムドール」を獲ったジェイラン監督よりも、目立っていたのがトロフィーを渡したクエンティン・タランティーノ。レッドカーペットでユマ・サーマンと踊りまくっていたタランティーノは今回、新作の上映ではなく、閉幕作品『荒野の用心棒』50周年記念修復版のプレゼンター、および自身が20年前に「パルムドール」を受賞した『パルプ・フィクション』の20周年記念上映のためにカンヌにやってきた。

『荒野の用心棒』は1964年に、イタリアのセルジオ・レオーネ監督による元祖マカロニ・ウェスタン(イタリアで製作された西部劇)であり金字塔。主演のクリント・イーストウッドは、タランティーノが「パルムドール」を受賞した第47回の審査委員長でもあり、タランティーノにとってはもっとも愛する映画の1本だという。

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