くらし情報『【おいしい映画】北海道を味わい尽くす! 大泉洋がワイナリーで新境地『ぶどうのなみだ』』

【おいしい映画】北海道を味わい尽くす! 大泉洋がワイナリーで新境地『ぶどうのなみだ』

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


北海道をまるごといただける、食欲の秋にふさわしい“おいしい映画”がいよいよ全国公開されます。三島有紀子監督の前作『しあわせのパン』に続く北海道企画第2弾、大泉洋主演の『ぶどうのなみだ』。

家族の反対を押しきって家を出たアオ(大泉洋)が、ある出来事で傷つき故郷に戻り、葡萄を育てながらワインの醸造を続け、弟のロク(染谷将太)と2人での静かな生活を送る中、エリカと名乗る女性(安藤裕子)が現れたことで彼らの世界に彩りが生まれていく…というストーリー。

エリカが作る料理は素朴ながらも人々のお腹を満たし、心の距離を縮めます。鮮やかな見た目に、食欲そそる香り、温度を感じさせる湯気など、“おいしい料理”には、言葉を交わさずとも人を受け入れ、そして人を繋げる不思議な力があるのだと感じさせられるシーンが多々登場。

また、アオが苦悩しながら作り続けるワインにも、アオが現実を受け止め、変わろうともがきながらも懸命に生きる日々の「味」が染み込まれているかのよう。

「料理」や「食材」など、すべてのものには、人が気づかずとも流れこんでしまっている「想い」が込められているのだと感じさせられます。

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