東京“100年の歩み”を初のフルカラー映像で綴る NHKスペシャル「カラーでよみがえる東京」
(Photo:cinemacafe.net)
2020年のオリンピック・パラリンピックを招致する“TOKYO”。世界の巨大都市の中で、東京だけが経験してきた歴史がある。100年の間に震災と戦争によって2度焼け野原となり、そこから不死鳥のように蘇った不屈の歩みだ。
NHKでは10月19日(日)、東京を撮影した白黒フィルムを世界中から収集、フランスのプロダクションと協力して現実にできるだけ近い色彩の復元に挑んだNHKスペシャル「カラーでよみがえる東京~不死鳥都市の100年~」(総合テレビ)を放送する。
本番組で描かれるのは、「関東大震災前の東京/明治・大正」(1902~1923)、「関東大震災」(1923)、「震災復興・モダン都市」(1924~1937)、「昭和の戦争」(1937~1945)、「占領・戦後復興」(1946~)の5つの時代で綴る、東京の100年だ。
その激動の歩みをタイムトラベルのような感覚で追体験できる。色を取り戻した映像からは、2度の崩壊のすさまじさ、そこから立ち上がった庶民の喜怒哀楽など、リアルな歴史の手触りが生々しく伝えられる。
何故フルカラー化にこだわったのか?戦火の恐怖も、復興の活気も、子どもたちの笑顔も、そこには色付いた世界でしか伝えられないものがあるからだ。